― 最先端AIとバイオテクノロジーを活かし、医療アクセス格差の解消に挑む ―
カーブジェン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島正和、以下「当社」)は、このたび、グローバルヘルス分野におけるインパクト投資の国際的枠組みである「Triple I for Global Health(Impact Investment Initiative for Global Health、以下「Triple I」)」に参加したことをお知らせいたします。
Triple Iは、G7広島サミット(2023年5月)にて承認され、同年9月の国連総会の開催時に正式発足した国際イニシアティブです。グローバルヘルス分野における持続可能な資金調達と、社会的インパクトを重視した事業展開の促進を目的に、2025年まで日本政府が事務局を務めています。
当社は「AI×バイオによる医療イノベーションを通じて、世界の健康課題に挑む」ことを使命に掲げ、画像解析AIやクラウド型診断支援ツールの開発・提供により、医療の高度化と標準化を推進してきました。
特に当社が開発・提供するクラウドベースAI画像解析デジタル・プラットフォーム「CarbConnect®」は、遠隔地や医療資源の限られた地域においても、医療画像のアップロード・解析・共有をリアルタイムで実現するソリューションとして展開されています。また、AIを用いた感染症診断支援の自動化や医療現場の省力化支援などを通じて、東南アジア・アフリカ諸国との連携も視野に入れたグローバル展開を進めています。
こうした技術とビジョンがTriple Iの目指す「誰一人取り残さないヘルスケア」の理念と合致することから、今回の加盟に至りました。
今後はTriple I参加企業・団体との連携を深め、グローバルサウス諸国における医療アクセスの向上や、感染症などの診断支援体制の構築支援を通じ、国際的な医療課題の解決に貢献してまいります。
当社は引き続き、SDGs(持続可能な開発目標)の達成と、医療格差のない未来の実現を目指し、最先端のAI技術とライフサイエンスを融合したソリューションを提供し続けてまいります。
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カーブジェンは、ライフサイエンス分野において、診断支援、研究の効率化、品質管理の標準化・自動化を推進し、熟練技術者の不足や地域格差といった課題の解決に取り組んでいます。正確かつ迅速な結果を提供することで、医療や産業の現場を支援しています。また、AI技術とデジタル・プラットフォームを活用し、研究者や医療従事者の連携を強化。薬剤耐性問題をはじめとするグローバルな課題の解決に貢献することを目指しています。
国内外の有力研究機関とのオープンイノベーションを通じて、産官学連携による未来の共創にも力を注いでいます。
・所在地:東京都渋谷区神南一丁目5番13号
・代表者:中島正和
・URL:https://carbgem.com/jp/