カーブジェン、スイス チューリッヒ大学と持続生残細菌に関する共同研究を開始

カーブジェン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島正和)とスイスのチューリッヒ大学は、ESKAPE病原体(Enterococcus faecium, Staphylococcus aureus, Klebsiella pneumoniae, Acinetobacter baumannii, Pseudomonas aeruginosa, and Enterobacteriaceae species)およびその他の細菌における持続生残細菌に焦点を当てた共同研究を開始することを発表しました。

カーブジェンが持つ独自の測定技術は、本研究において中心的な役割を果たし、抗生物質曝露下での細菌成長の動態や潜在的な持続生残細菌の同定を可能にします。

本共同研究について

本共同研究では、チューリッヒ大学の医療微生物学研究所から提供された臨床分離株を用いて、カーブジェンが開発中の細菌増殖モニター(BGM: Bacterial Growth Monitor System)による研究を実施します。本機器は、細菌の成長をリアルタイムでモニタリングし、大量のデータを生成して包括的な分析を支援するとともに、持続生残細菌に関する機序解明に貢献します。

製品の詳細はこちらをご覧ください(当社コーポレートサイトへ)

URL:https://carbgem.com/product/bacteria-growth-monitor-ie/

チューリッヒ大学について

チューリッヒ大学(UZH)は、欧州研究大学連盟(League of European Research Universities)のメンバーであり、ヨーロッパでも最も権威のある研究機関のひとつです。UZHは、12のノーベル賞を含む数々の著名な学術的栄誉をそのメンバーが受賞しており、国際的な評価を受けています。スイス最大の大学であるUZHには、現在26,000人以上の学生が在籍し、国内で最も包括的な学術プログラムを提供しています。500人以上の教授を含む5,000人以上の教職員が150の学部で教育と研究を行っていす。UZHはまた、1833年にヨーロッパで初めて民主的な政治体制によって設立された大学として、豊かな歴史を誇ります。詳細はwww.uzh.chをご覧ください。

カーブジェン株式会社について

バイオロジーとデジタル技術の融合を通じて、独自に開発した AI 解析技術を細菌感染症分野に応用することを目指します。また、国内外の有力研究機関等とのオープンイノベーションを通じて世界規模の課題である薬剤耐性問題への貢献を目指します。

・所在地:東京都渋谷区神南一丁目5番13号 ルート神南ビル6階

・代表者:中島正和

・URL:https://carbgem.com/jp/