― 複数のAIアプリと法人利用環境を連携し、AI×クラウドによるライフサイエンスDXを加速 ―

カーブジェン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島正和、以下「当社」)は、ライフサイエンス領域向けクラウドプラットフォーム「CarbConnect®」を、研究・教育・事業利用をつなぐ統合基盤として正式展開します。
すでに研究・教育機関向けの「CarbConnect® Community」が稼働しており、このたび法人向け拡張環境「CarbConnect for Organizations」を新たに提供開始。
複数のAI解析アプリと連携し、AIを“使う・つくる・共有する”すべてのプロセスを一気通貫で支援します。
・サービスページはこちら:https://carbgem.com/service/
感染症・微生物・細胞解析などの分野では、AIによる自動解析技術が急速に普及していますが、実際の研究・製造現場では、「データや解析環境が部門や拠点ごとに分断されている」という課題が残っています。
CarbConnect®は、これらの分断を解消し、共通クラウド上で研究・教育・事業の連携を可能にする統合プラットフォームとして構築されました。
本展開により、大学・研究機関・医療現場・企業がシームレスにつながる新しいライフサイエンスDX基盤が実現します。
CarbConnect®は、AI解析を支える豊富なアプリ群と、組織単位での安全な運用環境の2層から構成されています。
研究現場での解析から、企業・製薬・検査受託機関での活用まで、AIとデータを連動させることで、ライフサイエンス領域全体のDXを推進します。
CarbConnect®では、研究・検査・教育など多様な現場で利用できるAI解析アプリをクラウド上で提供しています。
阻止円自動測定(ZOIシリーズ)による抗菌活性評価、コロニーカウントによる培養結果の自動集計、グラム染色や骨髄塗抹解析(BM Smear AI)による細胞画像の分類、微生物同定(BiTTE lite)による菌種推定など、目的に応じて複数のアプリを選択し、同一環境で利用できます。
すべてのアプリはクラウド上でシームレスに接続し、データの保存・共有・再解析を簡便に行うことが可能です。
研究から産業応用まで幅広い用途に対応し、“複数のAIを使い分ける柔軟性”を実現します。
企業・製薬・検査受託機関向けの閉域環境。アクセス制御・データ暗号化・監査ログ機能を備え、プロジェクト単位でAIアプリを安全に運用可能です。
自社データを用いたAI学習や共同研究・外部API連携など、産業応用に最適化されています。
研究現場で培われた知見を、製造・品質管理・R&D領域へと還元し、ライフサイエンスDXを加速させます。
今後は、研究・教育・産業の各領域を横断する「CarbConnect Alliance」を設立し、AI技術の社会実装を推進します。
また、国際研究機関・政府系プログラムとの連携を通じて、感染症や薬剤耐性(AMR)などグローバル課題への貢献を強化してまいります。
また、データをお持ちの企業・研究機関との共同開発にも積極的に取り組んでおります。クラウド上でユーザーが直接ラベリングを行い、そのデータをもとに当社(カーブジェン株式会社)がAIモデルを構築し、本プラットフォーム(CarbConnect®)上で迅速に稼働させることも可能です。
安価かつ短期間で自社データを活用したAIを導入できるため、効率的な研究・事業運用の実現につながります。
受託開発や共同研究のご相談もお気軽にお問い合わせください。
・お問い合わせ先:https://carbgem.com/contact/