CarbConnect®、マルチモーダル対応を開始

― 画像に加え、音声・動画・PDF等の多様なデータを取り込み・共有・アノテーション可能に ―

カーブジェン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島正和、以下「当社」)は、ライフサイエンス研究者向けクラウドAIプラットフォーム「CarbConnect®(カーブコネクト)」において、取り扱い可能なデータを従来の画像ファイルから、音声・動画・PDF等の多様なファイル形式へと拡張する「マルチモーダル対応」を開始したことをお知らせいたします。

本対応により、研究者・技術者の皆さまは、画像以外の多様な研究データについても、CarbConnect®上でのアップロード・クラウド管理、チームメンバー間での共有、データに対するコメント付与・ディスカッション(アノテーション)を行えるようになります。研究データの共有・共同利用の幅が大きく広がります。

さらに当社は、これらマルチモーダルなデータセットを対象とした、ノーコードでのAIアプリ作成機能「AI Studio」の提供も今後予定しています。※本機能は開発中であり、提供時期・仕様は変更となる可能性があります。

▶サービスページはこちら:https://www.carb-connect.com/

◆ 開発の背景

ライフサイエンス・ヘルスケア領域の研究現場では、顕微鏡画像をはじめとする画像データに加え、音声・動画・PDF(論文・プロトコル・実験記録等)といった多様な形式のデータが日常的に生成・蓄積されています。しかしながら、これらのデータは形式ごとに保存場所やツールが分散し、チーム内での共有や、データに紐づいた議論・知見の集約が十分に行えないという課題がありました。

従来のCarbConnect®は、画像ファイルの取り込み・管理・共有に対応してきましたが、今回、対応範囲を音声・動画・PDF等の多様なデータへと拡大します。これにより、モダリティ(データ形式)を問わず、研究データを一元的に管理・共有・議論できる環境を整備しました。近年、ライフサイエンス研究では画像・音声・動画・テキストを横断的に扱う「マルチモーダル」なデータ活用が世界的に進展しており、本対応はこうした潮流に応えるものです。

◆ マルチモーダル対応でできること

・画像以外の多様なデータ(音声・動画・PDF等)のアップロードと、クラウド上での一元管理

・多様なデータのチームメンバー間での共有

・データに対するコメント付与・ディスカッション(アノテーション/意見交換)

◆ 従来との違い

項目従来のCarbConnect®マルチモーダル対応後
対応データ形式画像ファイルのみ画像に加え、音声・動画・PDF等の多様なデータ
データ共有画像データ中心多様なデータをチームで共有
アノテーション画像を対象多様なデータにコメント・ディスカッション
AI開発への接続画像データが対象マルチモーダルデータを対象としたノーコードAI開発(AI Studio)を今後提供予定

◆ 本対応の特長

■ 1. モダリティを問わないデータ統合
画像・音声・動画・PDF等を、CarbConnect®上で一元的に管理・共有できます。

■ 2. コミュニケーションとデータ活用の連動
データに紐づくコメント・ディスカッション機能により、チーム内での知見共有とデータ活用が自然につながります。

■ 3. ライフサイエンス領域に最適化
微生物検査領域で培った知見をベースに、研究現場での実運用を想定した設計です。

■ 4. 将来のノーコードAI開発への接続(予定)
蓄積したマルチモーダルデータを対象に、ノーコードでAIアプリを作成できる「AI Studio」機能の提供を今後予定しています。

◆ 想定ユースケース

・音声・動画を含む実験・観察記録を、チームで共有しながら議論

・論文・プロトコル・レポート等のPDFを集約管理し、コメントで知見を共有

・複数拠点・複数ユーザーによる、多様なデータの共同利用

・マルチモーダルデータを活かした、組織独自のAIモデル構築(AI Studio提供後を想定/予定)

◆ 今後の展望

当社は、CarbConnect®を、単なる画像解析ツールにとどまらず、多様な研究データを統合し、データ駆動型の研究プロセスを現場に実装するための基盤と位置づけております。今回のマルチモーダル対応を起点に、蓄積された多様なデータを対象としたノーコードAIアプリ作成機能「AI Studio」の提供(予定)へと発展させ、データの蓄積・共有・議論・AI活用という一連のサイクルを支援してまいります。

今後も当社は、産官学連携・共創によるライフサイエンス領域のDX/AIソリューションの提供拡大を通じ、研究・業務全体の生産性向上に貢献してまいります。

◆ サービス概要

項目内容
サービス名CarbConnect®(カーブコネクト) マルチモーダル対応
提供開始日2026年7月17日
提供形態CarbConnect®クラウドプラットフォーム内の機能拡張
サービスページhttps://www.carb-connect.com/

※ 将来提供予定の「AI Studio」機能によりユーザーが構築するカスタムAIモデルは研究用途(Research Use Only:RUO)を想定しており、診断・治療等の医療行為を目的としたものではありません。

◆ 会社概要

カーブジェンは、プログラム医療機器(SaMD)の承認取得をはじめとする先進的な技術を通じて、ライフサイエンス分野における診断支援、研究の効率化、品質管理の標準化・自動化を推進しています。2026年2月にはインド政府主催「AI Impact Summit 2026 ― Global AI Impact Challenge 世界TOP10」に選出されたほか、第38回 中小企業優秀新技術・新製品賞ソフトウエア部門「優秀賞」、東京都主催「Tokyo Social Innovation Tech Award 2024」を受賞。2026年6月には総務省「ICTスタートアップリーグ」に採択されるなど、国内外で数々の評価を受けています。産官学との連携によるオープンイノベーションを通じて、未来の地域・医療・研究の共創に力を注いでいます。

会社名カーブジェン株式会社(英語:CarbGeM Inc.)
代表者代表取締役 中島 正和
本社所在地東京都渋谷区神南一丁目5番13号
設立2021年3月
事業内容AIとバイオテクノロジーを活用したライフサイエンス分野向けソリューションの開発・提供
公式サイトhttps://carbgem.com/