ESCMID Global 2024にて発表

カーブジェン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島正和)は、2024 年 4 月 27 日から 30 日(現地時間)までスペインのバルセロナで開催された「ESCMID Global2024」において、国立国際医療研究センター国際感染症センター(以下、NCGM)、神戸大学医学部附属病院ならびに当社による共同研究結果「Performance of a Smartphone-based Gram Staining Decipherment Artificial Intelligence Application」を発表したことをお知らせいたします。

ESCMID Global 2024について

ESCMID Global は、約 16,000 人の専門家が参加する臨床微生物学者と感染症の専門家によるヨーロッパ最大の国際会議です。 ※ECCMID は ESCMID Global に名称変更となりました。

日時:2024 年 4 月 27 日から 30 日

会場:スペイン・バルセロナならびにオンライン

Fira Gran Via (North Access)Hall 6, 7 & 8, C/ Foc, 37, 08038 Barcelona, Spain

www.firabarcelona-guestevents.com

発表テーマについて

日時:2024年4月28日17:30

会場名:アリーナ1

セッション種類:ePoster flash Session

セッションタイトル:Infectious disease diagnosis: quicker, better, cheaper in limited resource regions

演題: Performance of a Smartphone-based Gram Staining Decipherment Artificial Intelligence Application(スマートフォンを活用したグラム染色判読AIの性能評価)

筆頭演者:山元 佳先生(国立国際医療研究センター国際感染症センター)

発表概要

微生物検査において、グラム染色を用いた原因菌の推定は有用な検査手法であり、感染症の初期治療を決定する有用な情報となり得えます。しかしながら、染色像の判読については微生物検査に関わる方の経験・習熟が必要であるため、習熟した技師がいない検査室や、夜間・当直帯の実施には高いハードルがあります。

そこでカーブジェン社では、グラム染色像から微生物推定できる画像AIを開発しました。

ESCMID Global では、神戸大学医学部附属病院及びNCGMの残存検体について、菌種確定結果を学習した画像AIの性能比較を行った結果について発表しました。

※本研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「令和3年度 医療機器開発推進研究事業(課題名:画像認識AIによる細菌感染症の菌種分類精度向上と抗菌薬適正使用に関する臨床研究)」の支援をうけております。

カーブジェン株式会社について

バイオロジーとデジタル技術の融合を通じて、独自に開発した AI 解析技術を細菌感染症分野に応用することを目指します。また、国内外の有力研究機関等とのオープンイノベーションを通じて世界規模の課題である薬剤耐性問題への貢献を目指します。

・所在地:東京都渋谷区神南一丁目5番13号 ルート神南ビル6階

・代表者:中島正和

・URL:https://carbgem.com/jp/