【論文/感染症】免疫抑制患者に発症した Ewingella americana による敗血症の1例

背景
Ewingella americana は1983年に報告されたグラム陰性桿菌、乳糖発酵性、オキシダーゼ陰性、インドール陰性、カタラーゼ陽性、通性嫌気性菌で、非常に稀な日和見感染菌である。腸内細菌目Yersiniaceae科に属し、その属の唯一の種である。感染は主に免疫抑制患者(糖尿病・腎不全・化学療法中など)で報告されており、血液からの分離例が多い。今回、化学療法中のがん患者におけるトルコ初の感染例を報告した。

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グラム染色を極める

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