【論文:検査】オンデマンドかつその場で検査可能な、結核菌及びリファンピシン耐性の迅速検出

Executive Summary

  • 目的:
    • 薬剤耐性結核菌感染症の世界的な発生率が増加している。
    • 結核菌を検出するための一般的な核酸増幅法は労働集約的で技術的にも困難な検査である。
    • 研究者は、結核菌とリファンピシン耐性を同時に検出するための、ハンズフリーの喀痰処理とリアルタイムPCRを統合したシステム(Xpert MTB/RIF アッセイ)を開発し、その臨床感度を評価するために臨床研究を実施した。
    • リファンピシンについて:日本結核・非結核性抗酸菌症学会が発表している、抗結核薬のグループのうち、First-line drugs (a)(最も強力な抗菌作用を示し、菌の撲滅に必須の薬剤)の一つ。

この記事の続きをお読みいただくには、
ログインまたは会員登録が必要です。

CARBGEM+は、感染症領域で活躍する、スペシャリストのための専門情報サイトです。会員登録により会員限定の記事の閲覧が可能になります。

グラム染色を極める