【論文:薬剤耐性】機械学習を活用した分子診断による緑膿菌の抗菌薬耐性予測

Executive Summary

  • 背景・目的
    • 抗生物質耐性の増加は、最も重要な公衆衛生上の問題だが、重症急性感染症だけでなく慢性持続性感染症の原因である緑膿菌は、特に問題視されている。
    • 緑膿菌は耐性表現型に寄与する内在性β-ラクタマーゼのアップレギュレーションや排出ポンプの過剰発現があるため、全ゲノム配列だけでは抗菌薬耐性を予測するのは困難である。
    • 本研究では、ゲノム情報だけでなく、定量的な遺伝子発現情報も含めて、緑膿菌の抗菌薬耐性を確実に予測できるかを検討した。

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