【論文:薬剤耐性】福岡県産鶏肉から分離されたListeria monocytogenesの抗菌薬耐性プロファイル解析

Executive Summary

  • 目的
    • L. monocytogenesにおけるAMRの出現と拡散は、感染症治療における重大な問題の一つであり、日本では豚肉や牛肉よりも鶏肉から L. monocytogenes が分離される可能性が高いことが報告されている。しかし、日本におけるL. monocytogenesの抗菌薬耐性に関する研究は非常に少なく、汚染率の変化や抗菌薬耐性に関する報告はない。そこで本研究では、2012年と2017年に鶏肉サンプルからL. monocytogenesを分離し、各年の分離株の特徴づけと抗菌薬耐性プロファイルの比較を行った。

この記事の続きをお読みいただくには、
ログインまたは会員登録が必要です。

CARBGEM+は、感染症領域で活躍する、スペシャリストのための専門情報サイトです。会員登録により会員限定の記事の閲覧が可能になります。

グラム染色を極める