【論文:AMR】中国河南省における飼育鶏孵化場から分離されたサルモネラの疫学調査と抗菌薬耐性について

  • 英語タイトル:Epidemiological Investigation and Antimicrobial Resistance Profiles of Salmonella Isolated From Breeder Chicken Hatcheries in Henan, China 
  • 雑誌名:Frontiers in Cellular and Infection Microbiology
  • 著者:Yaohui Xu et al.
  • 掲載年月:2020年10月
  • URL:https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fci

Executive Summary

  • 背景・目的:
    • サルモネラ菌は卵や食肉を通じて食中毒を引き起こし、公衆衛生上重要な人獣共通感染症の一つである。サルモネラ菌は養鶏場にて鶏の集団感染を引き起こし、毎年養鶏産業に多大な経済的損失をもたらしている。これを予防するために養鶏場では多くの抗菌薬を使用するが、同時に多剤耐性菌の出現をもたらしている。鶏の孵化場を対象とした研究は育成場、屠殺場、市場を対象とした研究に比較して研究が進んでいないため、当研究では中国河南省にて鶏の孵化場におけるサルモネラ菌の保菌率、薬剤耐性について調査した。

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