【論文/感染症】羊膜腔内感染を伴う前期破水における抗菌薬投与後7日での羊膜腔内炎症の改善

背景・目的
前期破水は早産の大きな原因であり、多くの症例でUreaplasma属を中心とした羊膜腔内感染や炎症を合併することが知られている。これらの感染は胎児の合併症リスクを高めるが、現在の標準治療であるアンピシリンとエリスロマイシンはUreaplasmaに対して十分な効果を示さない。一方、アジスロマイシンは動物実験や一部の症例報告で有効性が示唆されているものの、Ureaplasmaによる羊膜腔内感染に対する効果を直接検証した研究はほとんどない。そこで本研究では、早産前期破水(PPROM :preterm premature rupture of the membranes ) に羊膜腔内感染を合併した患者に対し、スルバクタム/アンピシリン(SBT/ABPC)とアジスロマイシン(AZM)の静脈投与が、羊水中の IL-6 濃度および Ureaplasma属の DNA 量を減少させるかを明らかにすることを目的とした。

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グラム染色を極める

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