【KOLインタビュー】臼井 優氏(酪農学園大学獣医学群 獣医学類 食品衛生学ユニット 教授)〜ワンヘルスの観点で、今後求められること〜#3

(カーブジェン有泉(以下、有泉))今後ワンヘルスの観点で、動物や環境と抗菌薬という文脈において国として求められるものはどのようなものとお考えでしょうか。

(臼井)やはり今後は国と一緒に環境のモニタリングを行っていくことが重要であると考えています。例えば、動物由来の耐性菌がどのくらい大気や排水などの環境へと流出しているかを調査するような、動物環境での耐性菌のモニタリングを全国的におこない、JVARM(Japanese Veterinary Antimicrobial Resistance Monitoring System ; 動物由来薬剤耐性菌モニタリング)やJANIS(Japan Nosocomial Infections Surveillance ; 院内感染対策サーベイランス)のように国のデータとして収集し、さらにヒトへのスピルオーバーを可能な限り防ぐことが必要であると思います。

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