【KOL 合同インタビュー】長谷川諒先生 (秋田大学医学部附属病院 )・加藤純先生(JA秋田厚生連由利組合総合病院 )#1

1.キャリア・経歴について

(カーブジェン坂田(以下、坂田))(カーブジェン片山(以下、片山))
本日はよろしくお願いします。まず初めに、長谷川先生と加藤先生が出会ったきっかけについて教えてください。

(加藤)毎年、秋田県感染対策協議会が主催するグラム染色研修会で、私が事務局の窓口を勤めていた第4回目(2016年)に長谷川先生がエントリーしたことが出会いのきっかけでした。当時の長谷川先生は若手でありながらも積極的な先生という印象でした。翌年から長谷川先生もインストラクターの立場となり、一緒に運営し始めました。

(長谷川)そうですね、その時は医師3年目,後期研修医1年目でした。

(坂田)そうすると長谷川先生が加藤先生と出会ったその時にはもう感染症専門医になろうと決められていたのですか?

(長谷川)おそらくその時は後期研修が始まっていたので、感染症医になることも少しは考えていたと思います。

(坂田)そうだったのですね。そのような出会いが、グラム染色の分野に挑戦されるきっかけとなったのでしょうか。

(長谷川)そうですね。それに加えて、学生の頃に参加していた勉強会で、研修医は微生物検査室に通うべきだと教わっていました。そのため、研修医時代にひとまず検査室に通ってみたのですが分からないことが多く、まずは勉強しなければならないと思いグラム染色研修会に参加したという経緯がありました。

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