【論文/抗菌薬】出血性肺炎マウスモデルにおけるステノトロフォモナス・マルトフィリアに対するセフィデロコールおよびレボフロキサシンの有効性

  • 英文タイトル:Efficacy of cefiderocol and levofloxacin against Stenotrophomonas maltophilia in a hemorrhagic pneumonia mouse model
  • 雑誌名:Antimicrob Agents Chemother
  • 著者:Waki Imoto, et al.
  • URL:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12959135/
  • DOI: 10.1128/aac.00944-25

背景
Stenotrophomonas maltophiliaS. maltophilia)は日和見病原体で主に菌血症や肺炎を引き起こすほか、高度な免疫不全状態にある患者においては、「出血性肺炎」と呼ばれる重篤な肺炎を引き起こす。S. maltophilia による出血性肺炎の死亡率は、ほぼ 100% に達する。S. maltophiliaはほとんどのβ-ラクタム系抗生物質に対して耐性を示し、有効な治療選択肢は極めて限られる。シデロフォア系セファロスポリンに分類される新規抗生物質であるセフィデロコール(CFDC)は、S. maltophiliaに対して活性を示し、新たな治療選択肢となることが期待されている。しかし、重症S. maltophilia感染症に対する有効性を示すエビデンスは不十分であり、S. maltophiliaによる出血性肺炎に対する有効性は不明である。そこでS. maltophilia誘発性出血性肺炎マウスモデルを用い、対照薬としてレボフロキサシン(LVFX)を投与し、CDFCの有効性を検討した。

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