- 英文タイトル:Characteristics of MDR E. coli strains isolated from Pet Dogs with clinic diarrhea: A pool of antibiotic resistance genes and virulence-associated genes
- 雑誌名:PLoS One
- 著者:Yu Y et al.
- 掲載年月:2024年2月
- URL:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10901357/
- DOI:10.1371/journal.pone.029805
背景
抗菌薬の広範な使用に伴い、ヒトや動物における多剤耐性(MDR:multi-drug resistant)大腸菌(E . coli )の発生が公衆衛生上の大きな脅威となっている。ペットのイヌなどのコンパニオンアニマルにおけるMDR E . coliの存在は、抗菌薬耐性(AMR)とMDR株の様々な抗生物質耐性遺伝子(ARG :antibiotic resistance genes)の運搬能力のために、イヌとヒトの両方にとって懸念を引き起こしている 。これまでの研究では、ARGとE . coliに存在する毒性関連遺伝子(VAG:virulence-associated genes)との間に関連があり、ARG運搬株はVAGを運搬する可能性が高くなることが示されている。しかし、中国、特に中国南西部でペットを飼う主要な省である四川省のペットからのMDR株に焦点を当てた研究は限られている。
また、最新の報告によると、2020年に中国における動物用獣医用抗生物質の使用量は3万トンを超え、テトラサイクリン系、β-ラクタマーゼ系、スルホンアミド系抗菌剤が広く使用されていた。そこでペットのイヌからのMDR E. coliの特徴をよりよく理解するために、下痢を起こしたイヌから分離した大腸菌について、ARG、VAG、およびMDR大腸菌の集団構造(STおよび系統群)に焦点を当てて、潜在的な脅威を評価した。
この記事の続きをお読みいただくには、
ログインまたは会員登録が必要です。
