【論文/感染症】ネコ由来のグロビカテラ属菌による免疫能正常男性の軟部組織感染症

はじめに
ネコは人獣共通感染症の主要な宿主である。感染病原体は通常、口腔内常在菌叢を反映しており、パスツレラ属と連鎖球菌属が最も一般的である。グロビカテラ属(Globicatella)の細菌は、緑色連鎖球菌群に似た小型のグラム陽性球菌である。Globicatella sanguinisG. sanguinis)はヒト感染を引き起こすことが知られている唯一の種であり、少数の血流、心臓、中枢神経系、尿路感染症に関与している。G. sulfidifaciensは他に知られている唯一のGlobicatella属の種であるが、ヒト感染は報告されていない。本論文は、ネコ咬傷後に免疫能が正常な男性に広範囲の軟部組織感染症と腱鞘炎を引き起こした新規Globicatella属の種を報告する。

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