【論文:AMR】EUCAST迅速薬剤感受性試験 (RAST)における16-20時間の延伸時点を含む 多施設評価

Executive Summary

  • 目的:
    • 血流感染症(BSI)は罹患率および死亡率の主要な原因であり、世界的に発生率が増加しているが、多くの場合、抗菌薬治療の遅れや不適切な治療が原因となっている 。したがって、原因病原体とその抗菌薬感受性プロファイルを同定するためには、血液培養(BC)が不可欠である。迅速薬剤感受性試験(RAST)は、効果的な治療までの時間を短縮し、結果としてBSIの臨床転帰を改善する可能性を示している。近年、EUCASTはディスク拡散に基づく表現型RAST法を開発したが、その性能については未だ不明な点も多い。そこで本論文では、EUCAST RAST法を用いてβ-ラクタム/β-ラクタマーゼ阻害剤の併用による性能を評価することを目的とした。

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