【論文:抗菌薬】敗血症の重症患者におけるメロペネムの持続投与と間欠投与:MERCY無作為化臨床試験

Executive Summary

  • 背景・目的
    • メロペネムは多くの病院で一般的に処方されているβ-ラクタム系抗生物質であり、最小発育阻止濃度(MIC:Minimum Inhibitory Concentration)以上の薬物濃度を一定に保つように持続点滴で投与された場合において、薬力学的に最大の効果を示すと考えられている。本研究では、重症敗血症を持つ患者を対象に、メロペネムの持続投与と間欠投与による治療法を比較し、合併症の発生率と死亡率を評価することを目的として、二重盲検の無作為化臨床試験を行った。

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