【KOLインタビュー】大路剛氏(神戸大学)~感染症のプロになるまで~ #1

(カーブジェン有泉(以下、有泉))本日はよろしくお願いいたします。現在は神戸大学医学部附属病院にて感染症科の専門医として従事されていますが、キャリアの最初では神戸大学のバイオシグナル研究センターにて研究されていたと伺っています。これまでのご経歴を教えていただいてもよろしいでしょうか。

(大路)はい、まず神戸大学医学部に進学した理由の一つとして基礎研究でやりたい事があったということがあります。その一環として細胞内signal pathwayの研究をしたかったということがありました。一方で、学部時代は寄生虫、特にhelminth(蠕虫)にも興味があって、当時の神戸大学医学部医動物学教室の松村教授、斎藤あつ子先生や宇賀先生の指導を受けながらフィールドワークをさせていただくこともありました。

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