Presented at the 33rd Annual Meeting of the Japanese Society for Clinical Microbiology

Research and development of image AI for early diagnosis of bacterial species using Gram stain images

This press release is available in Japanese.

カーブジェン株式会社(代表取締役:中島正和、本社:東京都品川区)は2022年1月28日(金)~29日(土)に開催された第33回日本臨床微生物学会総会・学術集会にて、国立研究開発法人国立国際医療研究センターならびに神戸大学医学部附属病院、当社による共同研究内容を「グラム染色像を用いて早期に菌種推定を行う画像AIの研究開発」として、山元 佳氏(同センター 総合感染症科 医師)が講演したことをお知らせいたします。

第33回日本臨床微生物学会総会・学術集会について

日時:

2022年1月28日(金)~29日(土)

テーマ:

進化する臨床微生物学 -その方向性と真価を考える-

会場: 

福仙台国際センター 会議棟・展示棟

〒980-0856仙台市青葉区青葉山無番地

登壇テーマについて

日時:

2022年1月29日(土)9:50 〜10:40

講演会場:

第9会場

演題:

グラム染色像を用いて早期に菌種推定を行う画像AIの研究開発

登壇者:

山元 佳氏(国立研究開発法人国立国際医療研究センター 国際感染症センター 総合感染症科 医師)

概要:

グラム染色による菌種推定は迅速性やコスト面から有用性がありますが、正確な判読の難易度は高く、経験の少ない感染症非専門医師や微生物検査に従事しない臨床検査技師などには敬遠される傾向があります。

その支援として、グラム染色画像を機械学習し判別を行う製品は国内にも存在はしますが、より導入ハードルが低いであろう「スマートフォンアプリケーション」を利用した製品はまだ存在しておりません。

そこで本口演では、国立国際医療研究センター、神戸大学附属病院に存在していた同定菌種と紐づいたグラム染色プレパラートおよび画像匿名化済レジストリを利用し、「スマートフォンアプリケーション」を利用した画像AIが予測する菌種分類と正解ラベルとの一致について検討した結果について発表しました。

カーブジェン株式会社について

バイオロジーとデジタル技術の応用、医工連携、ソフトとハードウェアの融合を通じて、独自に開発した AI 解析技術を細菌感染症分野に応用することを目指します。また、国内外の有力研究機関等とのオープンイノベーションを通じて世界規模の課題である薬剤耐性問題への貢献を目指します。

・所在地:東京都品川区上大崎2丁目24番13号

・代表者:中島正和

・URL:https://carbgem.com/jp/